都心50km圏の田舎暮らし

田舎暮らしの幻想をぶち壊す!!

地域おこし協力隊って何?石狩市の募集面接から考えること

http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/citizen/government/kikaku05057.html

札幌に隣接し、便利さと自然が共存するまち石狩市で、

地域おこしにあなたの力を発揮しませんか-原文ママ

 

厚田区】主体的に住民と関わりながら、自由な発想で自主的に行う

地域おこし活動の企画と実践が中心です。

 地域行事(自治会・祭り)等コミュニティ活動
 住民・地域団体と連携した地域振興活動
 電子媒体等を活用した情報発信及び広報活動
 地域資源の発掘、観光資源を活用した地域おこし活動の企画と実践
 その他厚田区の地域振興活動 -原文ママ

 

祖父母が厚田村に住んでいたこと、ゼミで市街地再活性化なんてやってたもんだから

こりゃ幸いと応募したんですよ、募集開始から5日目でね。

夏に10分しか留まらない土地に毎年律儀に固定資産税払っててさ、住みたいけど

手段が無いじゃんってずっと思ってたから。

 

「北海道の厚田」を知ってる人って、果たして何人いるだろう?

厚田から1000キロも離れた本州に住んでる俺が、書類到着一番乗りだってさ!

笑っちゃうよね。募集人数は道内10人、本州5人の計15人で俺が一番乗り。

まぁ落ちたんだけどね。ネットで積極的に情報発信していくってのが

お題目にあるのに、俺よりも情報感度が低いやつが合格か。ふーん。

 

まぁ面接してて結局、浜益で漁師か農家になる人間が欲しいってのをグイグイ主張

されたのが一番理解できなかったんだけどね。

だったら正直にそう書いて欲しいよ。面接官は7人(確か)石狩から前日入りしてさ、

俺らだって交通費出ないのに赤坂まで面接受けに行ったわけよ。

朝の9時からスタートだぜ、お互いにコストもバカにならないでしょ。

 

俺は「まちおこしする"まち"の機能維持を図るのがまず必要では?」ということ、

その過程で地域に溶け込み、開拓史(アイヌ人にとって失礼極まりない表現)しか

展示しない道内の風潮は疑問で、戦前・戦中・戦後の生活史を高齢者から聞き取り

それを地域史として編纂すること、オートバイライダーが全国から集まる厚田公園

駐車場を核として、情報収集と情報発信を行ってはどうかと主張してみた。

まぁ落ちたんだけどね。

 

石狩市は農家と漁師が欲しくて、月16万6000円払って4人を募集したのか?

俺よりもブランディングが上手い奴が4人いたから採用したのか?

答えは4月から確実に始まる「石狩市まちおこし協力隊ブログ」を1年見れば

分かるね、今からとっても楽しみだよ。

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